ポリモーダル受容器に着目した鍼灸マッサージ治療
コリの形成から解消に至るまで、また、コリが引き起こす痛み(筋筋膜性疼痛)、治療効果を生み出す原動力。。。これらのいずれの場面においても重要な役割を果たしているのがポリモーダル受容器というセンサー、効果器です。
鍼灸やマッサージという技術を用いて上手にポリモーダル受容器を刺激することでコリだけでなく、自律神経系の機能低下(不眠、食欲不振、冷え性など自律神経失調症など)への治療効果、過敏になったポリモーダル受容器を不活性化することで痛みを消していきます。
もちろん、ポリモーダル受容器は全身にくまなく存在するので、「浅い鍼」あるいは「刺さない鍼」で皮膚組織のポリモーダル受容器を刺激して効果を出そうとする治療法、それを得意とする治療院もありますが、筋膜や筋肉のポリモーダル受容器を上手に刺激した時の効果はそれとはまるで比較にならないほど目覚ましいものがあります。
(詳しくはポリモーダル受容器について をご参照ください。)